Pro forumでも質問していますが、Pro 5.2以前のバージョンではShort-wave Radiation Absorptivity(日射吸収率)とLong-wave Radiation Emissivity(放射率)をユーザー定義で直接入力できましたが、最新5.3.3版ではShort-wave Radiation Absorptivity(日射吸収率)しか入力できず、Long-wave Radiation Emissivity(放射率)欄はグレーアウトしています。
メニュー選択で外装表面の各種仕上げを選んでも、Absorptivity欄に数値が表示されるだけで、Emissivity欄はグレーの空欄です。
唯一、詳細な放射バランスを選ぶと入力可能となりますが、天空放射などの時系列を追加入力を求められます。
従来のように、AbsorptivityとEmissivityの両数値を指定したり、メニュー選択した時に使われるEmissivity値を確認する方法を、教えて下さい。
この2つの外表面放射パラメーターは、外皮のヒートアイランド緩和効果を数値評価する場合に、指定を外せない感度の高い物性データとなります。よろしくお願い申し上げます。
How to specify Emissivity explicitly w/o selecting explicit radiation balance
Re: How to specify Emissivity explicitly w/o selecting explicit radiation balance
Pro 5.3.3以降は、「詳細な放射バランス」を選択しない限り、Long-wave Radiation Emissivity(放射率)は計算に使用されません。以前のバージョンでは、ごくわずかな種類の気象データを対象に、簡単な計算モデルで表面での長波長放射のやりとりを見積もるために、放射率の入力を可能としていました。しかし多くの気象データはこの計算モデルの対象外であるため、この値を入力できないようにしました。
放射の扱いと簡単な放射冷却の計算モデルについては、ヘルプの「Topic47:長波長放射の授受」(日本語)または「Topic48:Long-wave radiation exchange」を参考にして下さい。
放射の扱いと簡単な放射冷却の計算モデルについては、ヘルプの「Topic47:長波長放射の授受」(日本語)または「Topic48:Long-wave radiation exchange」を参考にして下さい。