ガルバリウムがデータベースに入っていません。
どのように設定するといいですか?
ガルバリウム鋼板の設定
Re: ガルバリウム鋼板の設定
ガルバリウムの透湿抵抗の測定値があれば、それを使います。
しかし、公表されているデータはこれまで、見つかりません。
そこで、ドイツの建築関連の雑誌で報告された、建築用金属板の測定データによると、
・ 継ぎ目がなく連続している場合 sd値 300 m 以上
・ 継ぎ目がある場合 sd値 25 m から 75 m
です。
よって、ガルバリウム鋼板のsd値を2つのケース(300 mと 25 m)でシミュレーションしてみるのがいいでしょう。
どちらの場合でも湿気リスクがなければ、その構造は湿気に関しては大丈夫だ、と言えますし、どちらかのケースで湿気のリスクがあるようであれば、そのリスクがなくなるように、構造を改善する方法を考えます。
もしくは、湿気リスクがなくなる程度の透湿抵抗を担保できるような鋼板を使う、ということも考えられます。
また、ガルバリウム鋼板は、次のどちらの方法でもWUFIでシミュレーションすることができます。
(1).1㎜の薄い層としてモデル化する
(2).表面における追加のsd値として考慮する
どちらの場合も、「表面条件」の「日射吸収率」に、色調に適した日射吸収率を与えます。
ドイツの湿気シミュレーション規格(DIN4108-3)によると、日射吸収率は、明色は0.4、普通は0.6、暗色は0.8の3段階から選択するとよい、とあります。
また、(2)の方法で考慮する場合、「雨水を吸収しない」設定にするのを忘れないようにしましょう。
しかし、公表されているデータはこれまで、見つかりません。
そこで、ドイツの建築関連の雑誌で報告された、建築用金属板の測定データによると、
・ 継ぎ目がなく連続している場合 sd値 300 m 以上
・ 継ぎ目がある場合 sd値 25 m から 75 m
です。
よって、ガルバリウム鋼板のsd値を2つのケース(300 mと 25 m)でシミュレーションしてみるのがいいでしょう。
どちらの場合でも湿気リスクがなければ、その構造は湿気に関しては大丈夫だ、と言えますし、どちらかのケースで湿気のリスクがあるようであれば、そのリスクがなくなるように、構造を改善する方法を考えます。
もしくは、湿気リスクがなくなる程度の透湿抵抗を担保できるような鋼板を使う、ということも考えられます。
また、ガルバリウム鋼板は、次のどちらの方法でもWUFIでシミュレーションすることができます。
(1).1㎜の薄い層としてモデル化する
(2).表面における追加のsd値として考慮する
どちらの場合も、「表面条件」の「日射吸収率」に、色調に適した日射吸収率を与えます。
ドイツの湿気シミュレーション規格(DIN4108-3)によると、日射吸収率は、明色は0.4、普通は0.6、暗色は0.8の3段階から選択するとよい、とあります。
また、(2)の方法で考慮する場合、「雨水を吸収しない」設定にするのを忘れないようにしましょう。